とりみどりガラス

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透きとおった

この夏の初め、「限りなく透明に近いブルー」を初めて読んだ。

村上龍の小説はあまり馴染めなくて、何となく避けていた。

たまたま引越しの荷物の中に転がっていたので読んだのだ。

ひたすら鮮やかな日常の出来事が書いてあった。

かなり正直に。


現実って

本当は夢みたいなことばかりじゃなくて

きれいごとで終わる筈もなく

しなくても良いことをやったり
言ってみたり

でも 本音で生きられない人の何と多い事か!

それを感じさせない文章だった。

ひたすら本音で生きている人達の話だった。
だからとにかく生々しいし、気持ちが悪い。目線も上でも下でもなく、ただただ自分の目の高さ。

でも、本当に生きている感じのする話だった。

この話が現実か非現実か、ではなく

血のしっかり通った小説だと 感じた。


そして

とても透きとおった話だと思った。


透きとおったものの存在感程強いものはない。

と 私は思っている。

ガラスが好きなのも、透きとおっているから

心を激しく揺さぶられるのは鮮やかな色だけど、

心を満ち足りた気分にしてくれるのは
透きとおった色だ。
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透き通ったもの

透き通ったものの存在感

絵がだんだんと透明感を増す。この頃

それに気づいてくれたおねちゃん。

小説の中でみた、言葉の数々は春樹の世界から

温度を生み出すだろうね。

わたしは`スプートニックの恋人`を18歳の時読んで

感銘を受けました。

かつら | URL | 2010-09-03(Fri)20:46 [編集]


かつら

もう帰ったかい?

私が今までに一番感銘を受けたのは、、

漱石の夢十夜かもしれない。


スプートニク、これも透明感の高い、でもしっかり生きている話だよね!

そうそう。かつらの作品は日に日に透きとおっていくよね。

| URL | 2010-09-05(Sun)01:12 [編集]


ロンドンの秋

ロンドンはすっかり秋を向かえ始めています。

まだ落ち葉ははじめらないけど、もうすぐ

カラリ カラリ とその上を歩く

その後すぐに 深い霧に包まれて

幻想的な街の色彩が 芸術を生み出すのだよ。


かつら | URL | 2010-09-09(Thu)21:56 [編集]


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